『バトルシップ』 ピーター・バーグ監督 ユニバーサル映画 2012年
この映画、ユニバーサル映画100周年記念作品ということだけあって、久しぶりに満足できる映画でした。
映画を見始めて最初の印象は、宇宙人との戦争だからてっきり宇宙を舞台にして戦闘を繰り広げる映画を思いました。しかしそうではなく、地球上、しかもハワイという限られたエリアが戦闘の舞台で、意外でした。
この映画、いくつかの点で「アルマゲドン」を思い起こさせます。
- 主人公、恋人、恋人の父が主人公の上司という関係
- 主人公は、はみ出し者
- 上級士官が全員死亡し、下級士官や退役軍人だけで地球を守った
- 戦闘場所が限定され、他の戦闘部隊が手を出せず、見守ることしかできない
- 最新鋭の機器ではなく、一昔前の機器が活躍
アナログ機器はデジタル化したものしか扱ったことのない若い世代では使うことができません。
そこにおじいちゃん達が登場。生き生きとした目でアナログ機器を扱うところです。
世代を超えて一緒に働くシーンが私のお気に入りの場面です。
ヒロイン役のブルックリン・デッカーは、私のお気に入りのモデルの一人です。--------->
女優もしていることは初めて知りました。
この映画、浅野忠信が準主役で登場します。
映画の舞台は真珠湾、映画タイトルのバトルシップはミズーリ号です。
第二次世界大戦を戦ったアメリカと日本が、今、手を結んで外敵と戦うストーリーになっています。
監督のピーター・バーグは、この映画を通して日本にエール送りたかった、そんな意図が伺えます。
参考:バトルシップ公式サイト