2012年8月14日火曜日

トータル・リコール

久しぶりの投稿となってしまいました。
今回は、映画「トータル・リコール」を紹介します。

この映画、伝説的SF作家フィリップ・K・ディックが1966年に発表した短編小説『追憶売ります』(We Can Remember It for You Wholesale)を映画化したSF映画のリメイクです。
最初の映画は、1990年、アーノルド・シュワルツネガーが主演でした。

当時、人の記憶を書き換えるという発想がとても斬新で、強い印象を受けました。
その後、記憶に関する本や物語に接するたびに、トータル・リコールのことを思い起こしていました。

今日、そのリメイクを見ました。
記憶の書き換えというアイデアは、今では斬新なアイデアではないため、前作ほど強い印象は受けません。
そのため、最初から少し覚めた目で、映画のストーリーを読もうとしてしまい、映画を夢中になってみることふができませんでした。

使い古されたアイデアで、SFマニアにとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。
アクション映画ファンにとっては、ダイハード的なスケールが楽しむことができると思います。

<参考>
トータル・リコール-オフィシャルサイト
ウィキペディア「トータル・リコール」