2012年4月1日日曜日

脳にいいことだけをやりなさい!

今回紹介する本は、下記です。
『脳にいいことだけをやりなさい』マーシー・シャイモフ著 茂木健一郎訳 三笠書房 2008年発行


この本を購入した当時は、タイトルが新鮮に感じましたが、今では当たり前のように感じます。
それほど私がこの本に影響されているのでしょう。

読んでみると、その文体というか語り口のせいで、私にはなんとなくうさんくささが感じられるのですが、書かれていることはもっともなことで、分りやすく読みやすい本に仕上がっています。
幸せに飢えている、悩み多き若者向けの本、と言ってよいでしょう。

この本の重点や印象に残っている点を紹介します。
  • 7つの脳にいいこと
  1. ネガティブ思考の大掃除をする
  2. プラス思考で脳にポジティブな回路をつくる
  3. 何事にも愛情表現を忘れない
  4. 全身の細胞から健康になる
  5. 瞑想などで脳を「人知を超えた大いなる力」につなげる
  6. 目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
  7. 付き合う人を選んで、脳にいい刺激を与える
  • 私たちの内側にある幸福感が、人生の成功をもたらす。
  • 不幸に陥れる2つの神話・・・「もっと」神話、「いつか」神話
  • 幸せの3つの法則
  1. 拡大の法則・・・あなたを広げていくことが、あなたを幸せにしてくれます
  2. 支援の法則・・・宇宙はあなたを支えています
  3. 引き寄せの法則・・・あなたが価値を認めているものが、あなたの周りに増えていきます
  • 出来事+あなたの対応=もたらされる結果
  • 幸せを奪う3つの習慣
  1. 不平をいう
  2. 他人のせいにする
  3. 自分を恥じる
  • 幸せを呼ぶ脳の使い方
  1. 解決策に目を向ける
  2. 貪欲に「教訓」と「利点」を探す
  3. 失敗は意識して水に流す
  4. 常に「思い込み」を検証する
  5. マイナス思考にこだわらない
  6. プラス方向に走る
  7. とりあえず感謝してみる
  8. 人を一度許す
  9. 目をハートにして人に会う
  10. 脳を身体に栄養を与える
  11. エネルギーを増やす
  12. 身体の声に耳を傾ける
  13. 1日1回、瞑想する
  14. 自分とよく相談する
  15. 大いなる力を感じる
  16. 情熱の傾け先を常に探す
  17. 直観を体節にする
  18. 目を向ける範囲を広げる
  19. 人間関係のメンテナンス
  20. 「サポート体制」をつくる
  21. 世界を旅してみる
著者紹介
マーシー・シャイモフ(Marci Shimoff)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経営学修士号(MBA)を取得。自己啓発セミナーを数々主催するカリスマ・コーチ。一流企業や大学機関で講演を行ない、何百万という人々の人間的成長を実現させてきた。『こころのチキンスープ』(ダイヤモンド社)シリーズを共著で出版し、一躍全米ベストセラー作家に。彼女のかかわったシリーズは累計1300万部を売り上げる。世界的な大ベストセラー『ザ・シークレット』(角川書店)に登場する賢者の一人としても注目を集めている。・・・amazon.co.jpより抜粋

訳者紹介
茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)。その他、東京大学、大阪大学、早稲田大学、聖心女子大学などの非常勤講師も務める。
1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。主な著書に『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『ひらめき脳』(新潮社)、『すべては音楽から生まれる』『脳を活かす勉強法』(PHP研究所)など。「クオリア」(感覚のもつ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にもとり組んでいる。『脳と仮想』(新潮社)で、第4回小林秀雄賞を受賞。2006年より、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』キャスター。・・・amazon.co.jpより抜粋

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