『一瞬で恐怖を消す技術』 マイケル・ボルダック著 堀江信宏訳 フォレスト出版 2010年発行
この本を購入した理由は、サブタイトルに惹かれたからです。サブタイトルは、
「できる人」と「モテる人」の共通点は?
・・・不純です。
読んでみると、先回紹介した『脳にいいことだけをやりなさい』と同様、その文体というか語り口のせいで、私にはなんとなくうさんくささが感じられるのです。この手の本は、読み手がどれだけ内容を信じるかによって、効果の出方が変わると思います。読んでみて、良いと思えば、その人にとって良書であり、その通り実践できれば、効果は出ると思います。
今時の自己啓発本らしく、分りやすく読みやすい本に仕上がっています。
以下、要点をまとめます。
プロローグ 「できる人」と「モテる人」の共通点は?
行動することを恐れない
第1章 言葉による支配とは? ~恐怖の根源にある「拒絶」の正体~
- 両親のしつけにより恐怖は生まれる
- 自己否定とは力不足と考えている状態
- 20%の励ましと80%の拒絶⇒自己否定の感覚
- 80%の励ましと20%の拒絶⇒完全さを求める
- 拒絶されればされるほど成功も得る⇒拒絶の利用
- 成功の秘訣はきわめて多くの拒絶
- 両親の「あなたは・・・」と自分の「わたしは・・・」が最も力強い言葉である
- 「ノー」という言葉を喜ぶ
- 大量の拒絶が大きな成功のもとになる
- アプローチの方法を絶えず変えよう
- 自分の最終目標をわかろう
- 目標を達成する理由に説得力を持とう
- 「結果」よりも「自分の行動」
- 「イエス」の前に必要な「ノー」の数を数えよう
- 人によって失敗や拒絶には許容量がある
- 精神状態をピークに持っていく4ステップ
- 感謝しているものを10項目考える
- 望んでいることを心に描く
- おまじないを唱えて確信する
- 「行動する」と自分で決める
- 恐怖とは大きなかたまりにすぎない
- 怖いのは全部をひとまとまりにするから
- 恐怖とは自分の望まない結果に集中すること
- 精神状態がピーク状態だと最高のパフォーマンスが生まれる
- 恐怖と感謝はお互いに共存できない
- ピーク状態だと恐怖は感じない
- コミュニケーション中にたいていの人は苦労する
- 詳しく記した台本は効果的
- 用意周到に準備しても拒絶される可能性は高い
- 自分自身を中心に考えると自己否定のパターンの陥る
- 次に行くことで頭が切り替わる
- 何があっても拒絶しなければ拒絶されない
- 拒絶とはあなた自身へのフィードバック
- 「拒絶に対応する3段階」を知ろう
- 『拒絶される前』段階・・・ピーク状態に持っていく
- 『コミュニケーション中』段階・・・台本を作る
- 『拒絶された後』段階・・・①ねぎらう ②あなたなりに解釈する
- 8%のトップ営業マンは純粋な粘り強さがある
- 最初の訪問で達成できるのは、総売上額の2%
- 5回目の売り込みをする営業マンは8%
- 普通の相手ではなく理想の相手に焦点を絞る
- 秘訣は売るのではなく教育すること
- どの会社もやらないことをやれば際立つ
- 「究極の成功のための5ステップ」を知ろう
- マジックナンバー50・・・狙いを定める
- 情報提供マーケティングの準備・・・売り込まない
- 簡単な案内状・・・相手のメリットは?
- 相手の考え方を尋ねる電話・・・プレッシャーはいらない
- 最低6か月・・・際立つ存在になる
- 恐怖は経験がないとわからない
- 恐怖の引き金を特定する
- 恐怖を感じたら「戦う」
- アンカーとは刺激に対するリアクション
- 恐怖を抱えていることを誰かに言うのは最悪
- ご褒美で頭がやる気になる
- 最も人に大きな影響を与えるのは「人」
- 「拒絶される恐怖を力に変える7つのステップ」を知ろう
- なぜ恐怖を克服するのか?
- 恐怖のきっかけは何か?
- 恐怖のパターンを破る!
- アンカーを作り出す
- テストする
- 自分へのご褒美
- コーチを見つける
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