2012年4月23日月曜日

モチベーション3.0

今回紹介する本は、「持続するやる気をいかに引き出すか」という副題がついています。
『モチベーション3.0』 ダニエル・ピンク著 大前研一訳 講談社 2010年発行


モチベーションをパソコンのOSにたとえ、これからは、モチベーション2.0の時代(=アメとムチの時代)の先をゆかなくてはならないと教えています。

モチベーション1.0=本能(食欲・性欲)を満たすために働く
モチベーション2.0=報酬のために働く
モチベーション3.0=自己実現のために働く

モチベーション3.0の分りやすい例として、ウィキペディアやリナックスを挙げています。非常に多くの人が、報酬がなくても世の中の役に立ちたい、といった自己実現のために働いています。

著者は、心理学の世界ではモチベーション3.0が主流であるのに対し、社会(会社などの組織)はまだモチベーション2.0のままであると指摘しています。
また、社会だけでなく家庭や学校も、子供のやる気を引き出すだめにはモチベーション3.0により引き出すべきとしています。

実社会では、スリーエムやグーグルがモチベーション3.0を使い社員のモチベーションを高めていることが紹介されています。
子育てに関しては、私は息子に対してアメとムチによる子育てをしてきました。アメとムチは、使い方によっては効果がゼロ以下(悪い方に働くこと)になるようで、私は多いに反省させられました。

今後、私は、もう少しモチベーション3.0を勉強をし子育て方法を改めたいと思います。
また、著者が指摘するようにモチベーション3.0が当たり前の世の中になっていくのか、興味深く社会をウォッチしていきたいと思います。

著者紹介
ダニエル・ピンク(英: Daniel H. Pink、1964年)は、アメリカ合衆国の作家で、ビル・クリントン政権下のロバート・ライシュの補佐官を経て、1995年から1997年までアル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務めた。その後、フリーエージェントを宣言して、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの記事や論文を執筆している。
『マンガ学』を高く評価し、2007年、日本の漫画を研究するためジャパン・ソサエティ(全米最大の日米交流団体)のメディア・フェローとして日本に滞在していた。『デキるやつに生まれかわる6つのレッスン』は全編をマンガで書き上げた(原作部のみ。作画者は別にいる)。過去刊行物の焼き直しやアンソロジーでなく、オリジナル刊行物を、漫画のみで刊行するという、思想書として類を見ない挑戦である。・・・ウィキペディアより

訳者紹介
大前 研一(おおまえ けんいち、1943年2月21日 - )は、日本の経営コンサルタント、経済評論家、起業家。カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授、株式会社大前・アンド・アソシエーツ代表取締役、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学学長。・・・ウィキペディアより

2012年4月20日金曜日

ブログタイトル変更します

ブログタイトルですが「うつけモノの独り言」から「うつけモノの読書日記」に変更します。
理由は、内容がほとんど読書記録であり独り言っぽくないからです。

2012年4月4日水曜日

会話がとぎれない!話し方66のルール


今回は話し方に関する本を紹介します。
『会話がとぎれない!話し方66のルール』 野口敏著 すばる舎 2009年発行

自分の最も苦手なことの一つは「話すこと」でした。
話すことといっても、いろいろな場面がありますが、人前で話す、皆でわいわい話す、一人の相手と話す、どれも苦手でした。
自分で何とかしなければ、と思い購入したのがこの本です。

以下、この本の要点を紹介します。

1章 この「聞き方」で、どんな人とも会話が続く!
  • 人は自分の話がしたいもの
  • 「聞く」とは「反応」することです・・・うなずき方にもバリエーションを
  • いきなり質問しないほうがいい・・・相手が話したいことは何か
  • 気持ちをくみ取る練習をしよう
  • 「わかってほしい」ところに反応する・・・声のトーンや表情などを要チェック
  • 話をせかさず、5秒くらい待ってみる・・・穏やかな表情でアイコンタクトを送る
  • 聞きたい方向に誘導しない・・・核心部分を話すまで待つ
  • こんな「オウム返し」で、相手がノッてくる!・・・語尾に「♪」をつけてみる
  • 「返事のフレーズ」を複数持とう・・・「大変ですね」「よかったですね」は原則禁止、「しんどいですね」「楽しみですね」「さすがですね」「お幸せですね」「期待できますね」がよい
  • 話に詰まったときの脱出法・・・とにかく「共感の言葉」をくり出す
  • 沈黙は「休憩時間」と考えよう・・・ちょっとだけ視線を外してリラックス
2章 相手がどんどんノッてくる、気持ちの”ちょっぴり”オープン術
  • 会話がふくらむ「話」とは?・・・気持ちを表現するのが基本! ”ささやかな気持ち”で十分「気恥ずかしさ」「浅はかさ」「おろかさ」
  • 「素朴な気持ち」ほど共感を呼ぶ・・・1週間以内の出来事にネタがザクザク、「ちょっとだけムカッとしたこと」「ちょっとだけ悔しかったこと」「素直になれなかったこと」「照れたこと」「ほっとしたこと」「寂しかったこと」「嬉しかったこと」
  • 「普段の行動」が面白ネタに・・・朝の時間にもドラマがある、「休日の過ごし方」でも10分はもつ
  • 「何気ないクセ」を話して新密度アップ・・・旅行、食事、趣味など、どんな話題でもOK、「電車の出発時間の何分前に駅についているか」「旅行の時のかばんのサイズ」
  • どんな人にも食いつく「天気の話」・・・「降水確率何%だと、傘を持つ?」
  • 「弱さ、いたらなさ」を出したほうがよい・・・ぷっと笑える”ダメな話”
  • 「ネガティブな気持ち」をためこまない・・・「怒り」の気持ちだって話してOK、愚痴はカラッと話せば問題ない
  • 話題が尽きたら懐に飛び込め
  • 生きた話題の見つけ方
3章 話が一気に溢れ出す、「質問」のツボ!
  • この質問で「エピソード」が溢れ出す・・・5W1H だけでは限界がある、気持ちに目を向ける
  • 「たまっている気持ち」を尋ねてあげよう・・・「ムッとくりこともあるでしょう」は便利なフレーズ
  • 「口にしてはいけない」ことほど話したい!・・・「嫌になることもあるでしょう」の効果は絶大、「投げ出したいこともあるでしょう」
  • 「でしょうね!」と相づちを打つ
  • 「相手の情報」を知りたいときは?・・・こんな時でも「でしょうね」は効果的
  • 「気持ち」をストレートに聞いていい場面・・・「ビッグイベント」後はチャンス
  • 「趣味の話」のツボの押し方・・・相手を主人公にしてあげよう
  • 「どうでした?」とは尋ねない・・・漠然としていて答えづらい
  • コレなら「知らない話題」でも盛り上がれる・・・聞き役に徹する
  • プライバシーは、どこまで尋ねても大丈夫?・・・相手から話してきた分には問題ない、「・・・って聞いてもかまいませんか?」で反応を探る
4章 どんな場面でも切り抜けられる「受け答え」の技術
  • 「天気の話」をひとひねりする・・・共通な話なので相手ものってくる
  • 息を合わせる「間」をつくる・・・相手の出方をまってみよう
  • 相手が突っ込みやすいように話そう・・・相手が黙り込んだ時の気遣い、それでも沈黙していたら、話題にそって質問をしてみる
  • 「次の言葉が出てこない」ときの対処法・・・「はい」の後に、情報を付け加える
  • 「ねぎらい」の言葉でいい雰囲気に!・・・「濡れたでしょう」「服や鞄は大丈夫でしたか」「暑かったでしょう」「ここまで遠かったでしょう」「お時間がかかったでしょう」
  • 上司と自然に打ち解ける方法
  • 話しにくい人は「ヒット・アンド・アウェー」話法で
  • 「お客様」「取引先」とのトーク例・・・自分をちょっとオープンに
  • 沈黙が訪れたら「過去の話」にさかのぼる
  • 「話題が尽きた」ときのこの一手・・・モノ、情報などをネタにする、身に付けているもの、ファッション、装飾品、手に貼った絆創膏、携帯電話など、その他景色、人物
5章 気軽に話せる「関係づくり」のコツ
  • 出会って10秒以内で決めよう・・・自分から挨拶するのが基本
  • アイコンタクトで武装解除
  • 苦手なタイプと良好な関係を築く法・・・挨拶から入る
  • 挨拶しても無視されたら?・・・最初はやはり持久戦、奥の手は名前を呼ぶこと
  • お見合いの成否は第一印象で決まる・・・遠くからでもまず最初にアイコンタクトをとる
  • 見知らぬ人と一緒の知人とは、こう話そう・・・2人にそれぞれ挨拶してすぐに去る
6章 人の輪にすんなりとけこめる「話し方の基本」
  • 一対一の会話と基本は同じ
  • この相づちで、その場にとけこめる・・・話し手に大きく反応する
  • 周囲の人を呼吸を合わせよう・・・他の人と行動をとればいい
  • 自分の情報を少し話して、ネタを提供する・・・相手が質問しやすくなる、話せばストレスを発散できる
  • 皆が黙ったときは、こんな質問を!・・・過去の話題を持ち出してOK
  • 全員が参加できる話題を選ぼう・・・テレビ、雑誌などでネタを集めておく
  • 一部の人しかわからない話はしない・・・ありきたりの内輪話はつまらない
  • 連帯感が増す、こんな質問・・・皆が興味をもてる質問をする
  • 「笑える失敗談」を披露しよう・・・「○○さんは、こんたときどうします?」
  • 近くに座っている人の気持ちをつかむ・・・他のメンバーへの「橋渡し役」になってもらう
  • どんなグループにもとけこめる方法・・・一人ひとりと地道に関係を築いていこう
7章 一目置かれる”ひとつ上の話し方”
  • こんなところに「気づく」と喜ばれる・・・身だしなみ、行動などの変化をキャッチする
  • YES・NOで答えらえる質問から始めよう・・・途中から「オープンクエスチョン」に変えていく
  • 「相手の名前」を散りばめる
  • 女性にもてる秘訣とは?・・・大切にしているというサインを出そう
  • ネガティブな話をされたら、まず共感・・・迷惑なのはポジティブ意見、気持ちを吐き出したほうがラクになる
  • 相手の間違いは正さずに質問する・・・「それはおかしいよ」と否定しない、質問をそのまま返して、本人に考えさせる
  • ひねったネタより面白いものは?・・・自分の気持ちをそのまま表現しても爆笑がとれることあり
  • 友人、恋人ができる連絡の取り方・・・まずは感謝の気持ちを伝えてみよう
  • 会話や技術より思いやり・・・相手の欲求を満たしてあげよう
筆者紹介
野口 敏(のぐち さとし) 1959年生まれ。関西大学を卒業後、きもの専門店に入社。1万人以上の女性に接客し、人の心をつかむコミュニケーション方法に開眼。それをきっかけにコミュニケーションスクール「TALK&トーク」を開校。 現在、株式会社グッドコミュニケーション代表取締役。「話し方教室TALK&トーク」を主宰。これまでに5万人以上の受講生を聞き上手、話し上手に変身させてきた。 モットーは「今日習った人が、今日少しうまくなる」。実生活にすぐ生かせるノウハウや会話フレーズを懇切丁寧に伝授している。 現在、大手企業の社員教育、歯科医師会、就職対策実習など、幅広い講演活動を行っている。前著『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』(小社刊)は、あらゆる年代の幅広い層に支持され、50万部を超える大ヒットを記録。このほか主な著書に『一瞬で心をつかむ話し方』  http://www.subarusya.jp/interview/int... より抜粋

2012年4月2日月曜日

一瞬で恐怖を消す技術

今回紹介する本
『一瞬で恐怖を消す技術』 マイケル・ボルダック著 堀江信宏訳 フォレスト出版 2010年発行


この本を購入した理由は、サブタイトルに惹かれたからです。サブタイトルは、
「できる人」と「モテる人」の共通点は?
・・・不純です。

読んでみると、先回紹介した『脳にいいことだけをやりなさい』と同様、その文体というか語り口のせいで、私にはなんとなくうさんくささが感じられるのです。この手の本は、読み手がどれだけ内容を信じるかによって、効果の出方が変わると思います。読んでみて、良いと思えば、その人にとって良書であり、その通り実践できれば、効果は出ると思います。

今時の自己啓発本らしく、分りやすく読みやすい本に仕上がっています。

以下、要点をまとめます。

プロローグ 「できる人」と「モテる人」の共通点は?
行動することを恐れない

第1章 言葉による支配とは? ~恐怖の根源にある「拒絶」の正体~
  • 両親のしつけにより恐怖は生まれる
  • 自己否定とは力不足と考えている状態
  • 20%の励ましと80%の拒絶⇒自己否定の感覚
  • 80%の励ましと20%の拒絶⇒完全さを求める
  • 拒絶されればされるほど成功も得る⇒拒絶の利用
  • 成功の秘訣はきわめて多くの拒絶
  • 両親の「あなたは・・・」と自分の「わたしは・・・」が最も力強い言葉である
  • 「ノー」という言葉を喜ぶ
第2章 「NO」の数だけ成功できる! ~目標と意識の正しい設定方法~
  • 大量の拒絶が大きな成功のもとになる
  • アプローチの方法を絶えず変えよう
  • 自分の最終目標をわかろう
  • 目標を達成する理由に説得力を持とう
  • 「結果」よりも「自分の行動」
  • 「イエス」の前に必要な「ノー」の数を数えよう
  • 人によって失敗や拒絶には許容量がある
第3章 40年間デートできなかった男性の話 ~ピークの精神状態の作り方~
  • 精神状態をピークに持っていく4ステップ
  1. 感謝しているものを10項目考える
  2. 望んでいることを心に描く
  3. おまじないを唱えて確信する
  4. 「行動する」と自分で決める
  • 恐怖とは大きなかたまりにすぎない
  • 怖いのは全部をひとまとまりにするから
  • 恐怖とは自分の望まない結果に集中すること
  • 精神状態がピーク状態だと最高のパフォーマンスが生まれる
  • 恐怖と感謝はお互いに共存できない
  • ピーク状態だと恐怖は感じない
第4章 コミュニケーションの達人はどう生まれるのか? ~拒絶の3段階の乗り越え方~
  • コミュニケーション中にたいていの人は苦労する
  • 詳しく記した台本は効果的
  • 用意周到に準備しても拒絶される可能性は高い
  • 自分自身を中心に考えると自己否定のパターンの陥る
  • 次に行くことで頭が切り替わる
  • 何があっても拒絶しなければ拒絶されない
  • 拒絶とはあなた自身へのフィードバック
  • 「拒絶に対応する3段階」を知ろう
  1. 『拒絶される前』段階・・・ピーク状態に持っていく
  2. 『コミュニケーション中』段階・・・台本を作る
  3. 『拒絶された後』段階・・・①ねぎらう ②あなたなりに解釈する
第5章 断られてから始まる! ~究極の成功のための5ステップ~
  • 8%のトップ営業マンは純粋な粘り強さがある
  • 最初の訪問で達成できるのは、総売上額の2%
  • 5回目の売り込みをする営業マンは8%
  • 普通の相手ではなく理想の相手に焦点を絞る
  • 秘訣は売るのではなく教育すること
  • どの会社もやらないことをやれば際立つ
  • 「究極の成功のための5ステップ」を知ろう
  1. マジックナンバー50・・・狙いを定める
  2. 情報提供マーケティングの準備・・・売り込まない
  3. 簡単な案内状・・・相手のメリットは?
  4. 相手の考え方を尋ねる電話・・・プレッシャーはいらない
  5. 最低6か月・・・際立つ存在になる
第6章 恐怖から力へ ~拒絶される恐怖を力に変える7つのステップ~
  • 恐怖は経験がないとわからない
  • 恐怖の引き金を特定する
  • 恐怖を感じたら「戦う」
  • アンカーとは刺激に対するリアクション
  • 恐怖を抱えていることを誰かに言うのは最悪
  • ご褒美で頭がやる気になる
  • 最も人に大きな影響を与えるのは「人」
  • 「拒絶される恐怖を力に変える7つのステップ」を知ろう
  1. なぜ恐怖を克服するのか?
  2. 恐怖のきっかけは何か?
  3. 恐怖のパターンを破る!
  4. アンカーを作り出す
  5. テストする
  6. 自分へのご褒美
  7. コーチを見つける
著者紹介
「目標達成のスキル 達成の科学」ホームページ参照 http://speed-change.jp/profile.html

2012年4月1日日曜日

脳にいいことだけをやりなさい!

今回紹介する本は、下記です。
『脳にいいことだけをやりなさい』マーシー・シャイモフ著 茂木健一郎訳 三笠書房 2008年発行


この本を購入した当時は、タイトルが新鮮に感じましたが、今では当たり前のように感じます。
それほど私がこの本に影響されているのでしょう。

読んでみると、その文体というか語り口のせいで、私にはなんとなくうさんくささが感じられるのですが、書かれていることはもっともなことで、分りやすく読みやすい本に仕上がっています。
幸せに飢えている、悩み多き若者向けの本、と言ってよいでしょう。

この本の重点や印象に残っている点を紹介します。
  • 7つの脳にいいこと
  1. ネガティブ思考の大掃除をする
  2. プラス思考で脳にポジティブな回路をつくる
  3. 何事にも愛情表現を忘れない
  4. 全身の細胞から健康になる
  5. 瞑想などで脳を「人知を超えた大いなる力」につなげる
  6. 目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
  7. 付き合う人を選んで、脳にいい刺激を与える
  • 私たちの内側にある幸福感が、人生の成功をもたらす。
  • 不幸に陥れる2つの神話・・・「もっと」神話、「いつか」神話
  • 幸せの3つの法則
  1. 拡大の法則・・・あなたを広げていくことが、あなたを幸せにしてくれます
  2. 支援の法則・・・宇宙はあなたを支えています
  3. 引き寄せの法則・・・あなたが価値を認めているものが、あなたの周りに増えていきます
  • 出来事+あなたの対応=もたらされる結果
  • 幸せを奪う3つの習慣
  1. 不平をいう
  2. 他人のせいにする
  3. 自分を恥じる
  • 幸せを呼ぶ脳の使い方
  1. 解決策に目を向ける
  2. 貪欲に「教訓」と「利点」を探す
  3. 失敗は意識して水に流す
  4. 常に「思い込み」を検証する
  5. マイナス思考にこだわらない
  6. プラス方向に走る
  7. とりあえず感謝してみる
  8. 人を一度許す
  9. 目をハートにして人に会う
  10. 脳を身体に栄養を与える
  11. エネルギーを増やす
  12. 身体の声に耳を傾ける
  13. 1日1回、瞑想する
  14. 自分とよく相談する
  15. 大いなる力を感じる
  16. 情熱の傾け先を常に探す
  17. 直観を体節にする
  18. 目を向ける範囲を広げる
  19. 人間関係のメンテナンス
  20. 「サポート体制」をつくる
  21. 世界を旅してみる
著者紹介
マーシー・シャイモフ(Marci Shimoff)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経営学修士号(MBA)を取得。自己啓発セミナーを数々主催するカリスマ・コーチ。一流企業や大学機関で講演を行ない、何百万という人々の人間的成長を実現させてきた。『こころのチキンスープ』(ダイヤモンド社)シリーズを共著で出版し、一躍全米ベストセラー作家に。彼女のかかわったシリーズは累計1300万部を売り上げる。世界的な大ベストセラー『ザ・シークレット』(角川書店)に登場する賢者の一人としても注目を集めている。・・・amazon.co.jpより抜粋

訳者紹介
茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)。その他、東京大学、大阪大学、早稲田大学、聖心女子大学などの非常勤講師も務める。
1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。主な著書に『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『ひらめき脳』(新潮社)、『すべては音楽から生まれる』『脳を活かす勉強法』(PHP研究所)など。「クオリア」(感覚のもつ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にもとり組んでいる。『脳と仮想』(新潮社)で、第4回小林秀雄賞を受賞。2006年より、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』キャスター。・・・amazon.co.jpより抜粋