『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』 岩崎夏海著 ダイヤモンド社 2009年発行
『もしドラ』と呼ばれるこの本を読まれた方は多いと思います。今回は、内容の紹介というより、なぜ大ベストセラーになったかを私なりに解説したいと思います。
- 表紙のカバーが萌え系の2次元アニメで、一見するとコミック本に見える
- この本が、書店で、ビジネス本の中に置かれているととても目立つ
- マネジメントと萌え系アニメとの組み合わせでインパクトが高い
- ドラッガーの『マネジメント -基本と原則』 と同じ本のサイズにし、セットにして並べたことより、相補的な効果がある
- ストーリーが昔の青春ドラマそのもので健全
- 登場人物が皆、魅力的かつ個性的で、それぞれ見せ場がある
- 悪役の登場人物がおらず、さわやか
- ハッピーエンドで終わり、読み終えた時の後味がよい
- ドラッガーの「マネジメント」のエッセンスが分かりやすく含まれている
- すんなりと読めるので、読み終えた時、ドラッカーのマネジメントが理解できた気になれる
私はダイヤモンド社の戦略にはまり、『もしドラ』と『マネジメント-基本と原則』を両方とも購入しました。
小学5年生の息子も、カバーに惹かれて私の書棚から持出し読んだようです。親子で出版社の営業戦略に引っかかったわけです。
著者の紹介をします。
東京都新宿区生まれ、日野市出身。。茗渓学園高校、東京芸術大学美術学部建築科卒業。
『夕やけニャンニャン』の大ファンで、週刊プレイボーイに連載を持っていた秋元康の企画にハガキを送ったことで秋元と縁を持ち、大学卒業後は秋元康に師事。放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』等、テレビ番組の制作に参加した後、2005年から2007年までAKB48アシスタントプロデューサーを務める。2007年12月に秋元康事務所を退職。その後、株式会社インディソフトウェアに入社しゲームやウェブコンテンツの開発を経て2009年4月から株式会社吉田正樹事務所所属。作家として活動を始める。2009年12月、作家として初めての作品となる『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を発表しミリオンセラーを記録。
監修をした書籍『甲子園だけが高校野球ではない』もベストセラーになる。・・・ウィキペディアより抜粋
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