「マインドマップ読書術』 松山真之助著 ダイヤモンド社 2005年発行
私の書斎 |
しかし、その内容を覚えているか?知識として活かされているか?と問われると、いいえ、と答えざるをkませんでした。意識上には上がってこないが、無意識の中で、何らかの考え方や思想に影響をあたえてくれているはずだ、といった言い訳を自分自身にしてきました。
そんな時、この本を読みました。
「1日1冊のペースで読んでも、翌日には中身の9割を忘れてしまう」
この言葉は私の心のど真ん中にグサッと入ってきました。
いままで薄々と感じていたことが、はっきりを書かれており、目が覚めた思いです。
「忘れないためには記録をつけるしかない」
この本では、マインドマップで記録することを奨励していますが、私にとってはハードルが高く、継続できないと感じました。そこで、文章だけでできるブログをアウトプットの手段に選びました。
実際にブログを始めてみると、読書の仕方もかわりました。後でブログを書くことを意識することで、集中力が増し、何が言いたいかをはっきり汲み取るように読むようになったのです。このことは、この本の中にも書かれていますが、ブログを始めて実感することができました。
著者は、もともと一般の会社員でした。仕事のかたわら、書評をメルマガにしているうちに、1万人を超える支持をうけるようになり、書籍を発行するまでになりました。
かつては「企業優先の時代」だったが、今は「個の時代」。インターネットの普及により、個人ブランドを容易に作り出せるようにたった今、大事なことは外に出すことだと言います。
外に出すことにも段階があります。
- メモを書く
- 日記に書く
- ブログに書く
- メルマガに書く
- 雑誌に投稿する
- 本に書く
著者について
1954年 岐阜県生まれ。名古屋大学工学部大学院修了。
ビジネス書の書評メルマガ『We book of the Day』を発行している。また、ジェイカレッジの校長として「気づきと学びの場」を創出。現在、現在、KIT虎ノ門大学院で客員教授、東京藝大では非常勤講師として、ビジネスアイデア特論や社会事業マネジメント分野にて教鞭をとっている。
メルマガ発行、講演、執筆と多岐にわたり活躍中。・・・講演依頼.comより
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